応用行動分析(ABA)のプロンプトで乗り越えた、初めての「発語練習」

2歳を過ぎても「2語の簡単な単語」しか発語せず、なかなか言葉が増えない息子。

上の女の子が同じ年齢の頃にはすでに文章で会話をしていたため、個人差があると頭では分かっていても、幼稚園の入園面接を控えて焦りと不安で胸がいっぱいになっていました。

どうにか言葉を引き出したいと考えた私は、療育の現場でも使われるABA(応用行動分析)の「プロンプト(手がかり・促し)」という手法を家庭で取り入れてみることにしました。

息子は大の電車好きだったので、大好きな電車の本や図鑑を一緒に見ている時を絶好の機会に設定しました。

息子がただ電車を指さして「あ、あ!」と言った時、すぐに親が代弁して電車の名前を教えるのを一度ストップしました。

代わりに、「こ・れ・は・ね…」と、私が口の形をはっきりと見せながら最初の1文字をゆっくり発音するプロンプト(手がかり)を出したのです。

本人も「話したい意欲」が高まっていたため、私の口元をじっと見て、一生懸命に口を動かして真似をしようとし始めました。

最初は最初か最後の一文字しか言えませんでしたが、上手く口を動かせた瞬間に「そう!言えたね!」と大好きな電車のオモチャで一緒に遊んで行動を強化しました。

これを根気よく繰り返した結果、意識し始めてからわずか数週間で、4文字以上の電車の名前や駅の名前を自分からテンション高めに発語できるようになったのです。

2歳7ヶ月になった今では、電車の色まで教えてくれるほど言葉が溢れています。

子供の「好き」を原動力にし、適切な手がかりを出すABAの手法が、息子の言葉の扉を開けてくれました。
てらぴぁぽけっと三郷駅前教室

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